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ごまかすのが仕事です。

昨日もまた休めませんでした・・・昨日は整備士君も休日出勤。
仕方ないかなぁ。

・・・ごまかすって聞こえが悪いですが、

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先日修理した車。
たくさん部品を交換しています。赤丸で囲ってある部品も交換しています。
見ると上面が灰色で縦の面は黒にしています。
外れている時は

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こんな感じです。
ダメになった元の部品を見てみると

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このような色をしています。
新品の部品は色が塗られていないので塗装するのですがなるべく事故前の状態に近いように直します。
当たり前といえばそうなのですがこのような目につきにくい部分まできっちり直さない工場もあるのも事実です。
色を塗らない所まであるようです。

この車もそうですがフェンダー、ボンネットなどを交換するのに固定しているボルトをはずします。
その際工具でボルトの角の色が削れる場合も多く、はずしているのが一目で分かってしまう場合もあります。

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なので組み付けた後にもう一度色を入れてボルトを回した跡が分からないように直しています。
今まで走っていた車に新品の部品を入れるのですから見る人がみれば分かってしまうんですけど出来るだけ違和感なく直すようにしています。

スポットカッター

今、このような

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修理をしています。
あれ?先月も同じ車で同じ様な修理をしていたような・・・

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ラジエターサポートがぐんにゃりなので交換します。
車の溶接はスポット溶接という方法でされています。
その溶接をはがす事をするのですがその作業で使うのが

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スポットカッターという物。
ドリルの一種だと思いますが穴を開けるものではないです。

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スポット溶接は赤丸の中にあるような丸い溶接跡になります。
この丸い溶接を下2つ作業していますが剥がす事ができます。
普通のドリルですと相手のパネルまで貫通してしまいます。

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溶接跡を全部剥がすととパネルがはずれます。
下のパネルには穴があいていません。

・・・で、このカッター。
すぐ切れなくなります。
そこで

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ベビーサンダーで研ぐのですがこれが難しい。
刃の角度がつきすぎると普通のドリルのように穴があいてしまうし、寝かせすぎると全然切れない。
うまく決まるとザクザク切れる。

こうなると気持ちイイ。

トラブル

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折れた〜。
この忙しい時に。
でも

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直した。これがないと仕事にならない。

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整備士君は
セレナの鈑金、フロントドア、スライドドアの交換。
まだまだなんだよなぁ。